お籠りは以外に早く開けて今日から復帰です。皆さん、改めてよろしくお願いします。
さて、最近俄に運動を始めました。といっても、僕は自慢じゃないけど(全然自慢にならない!)、アイススケートがやっと人並みにできるくらいで野球もだめ、サッカーもだめ、鉄棒?許してぇ。逆上がりはおろか懸垂もできないんだから。でも歩くことは全然苦になりません。
そういえば短距離はぜんぜんだめだったけど、マラソンは意外と順位よかったもん。
この何日か毎日kmの単位で歩いています。もともとは歩くことというより、祈りの場を訪れていくのが目的でした。
ひとえにあんちゃんのおかげなのです。あんちゃんもう一度ありがとう。祈ることを教えてくれました。
お墓から始まって神社仏閣へ。
病院のすぐそばにある吉弘神社。ちょっと歩くと石垣神社。境川を下っていくと別府よりにある天満神社、別府の氏神さま八幡朝見神社。宮司さんは中学の時の先輩で、20代のころ、僕が道に迷っていたとき何にも言わずに境内の一軒屋に住まわせてくれて、伊勢神宮まで雅楽研修に行かせてくれた恩人。篳篥で超天楽がふけるようになりました。
こういった思い出の場所も含めてお宮に行くとなんだか不思議に気持ちが治まるのです。
この散歩、僕の病気にもいいんです。ここのところ栄養過多で体重が増えてきて肥満の領域に達してきて運動をするようにドクターから言われていた矢先でした。
今日病院のOTのあと、吉弘神社でおまいりをして、駅に写真を出してあったのをおもいだして、よしいこう、勿論歩いて。駅だと祈り場がないなあと思いつつも、気の向くほうに歩いていきました。
荘園に越す前に住んでいた餅が浜あたりでJRの線路脇に。これに沿っていけば自然と駅に着く。境川のところで道がちょっと途切れ川沿いに少し上って橋を渡ろうと堤防に上がって、山の方を向くと小さなお地蔵さんが。ぼくにとってあんちゃんはお地蔵様のようだと思っていたので、ここでしゃがんで祈りをささげる。橋を渡り駅のほうへ向かうと古い民家がずっと並ぶ一帯に。僕が子供のころとぜんぜんに変わってない。
ガード下が駐車場になっているところを抜けると別府駅。写真をうけとって帰りも歩き。今度は富士見どおりをまっすぐ上がって市役所の下を右折、斜めに上がるバスの通る道。
帰り着いたのは病院を出て5時間もたっていた。足の裏は『歩いた、歩いた」っていってるけど
気分は爽快。今度から万歩計をつけて歩数をはかってみよう。